ユーキャン とっ て よかった 資格を徹底調査

人気資格と役立った資格を比較してわかった絶対法則

ユーキャンで人気の資格はこれ
ユーキャンで学ぼうとするときに参考になるのが、実際に学んだひとの意見や感想です。これらはユーキャンのサイトで確認することができます。
人気のある資格はどれか、実際に就職などで役立った資格はどれか、生のものが確認できます。下表にまとめてみました。
順位 | ユーキャンで人気の資格 | ユーキャンで就職に役立つと答えた資格 |
---|---|---|
1 | 医療事務 | TOEIC(R)L&Rテスト |
2 | 調剤薬局事務 | ファイナンシャル・プランナー(FP)【国】 |
3 | 食生活アドバイザー | 宅地建物取引士(宅建士)【国】 |
4 | 子ども発達障がい支援アドバイザー | 社会保険労務士(社労士)【国】 |
5 | ファイナンシャル・プランナー(FP)【国】 | 簿記 |
6 | 登録販売者【公】 | マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS) |
7 | 簿記3級 | 保育士【国】 |
8 | マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS) | ケアマネージャー(介護支援専門員)【公】 |
9 | 宅地建物取引士(宅建士)【国】 | メンタルヘルスマネジメント(R)検定【公】 |
10 | 心理カウンセリング | 介護福祉士【国】 |

ユーキャンで人気の資格の特徴
ユーキャンで人気の資格の特徴としては、次のことがあげられます。
・就職を有利にしたい。(医療事務、調剤薬局事務、登録販売者)
・できれば事務職に就きたい。(医療事務、調剤薬局事務、簿記3級)
・子供や家庭の問題に対応したい。(食生活アドバイザー、子ども発達障がい支援アドバイザー、心理カウンセリング)
見かたはいろいろありますが、資格を活かして何をしたいのかという視点からながめると、資格を取る動機と目的が明らかになってきます。
再就職を希望する主婦が狙うのが「採用を有利にしたい、事務職に就きたい、安定したところがいい」という目的の資格です。なおかつ、比較的かんたんに取得できることが条件になります。
特に、医療事務などはその典型例となっています。
・子育て中なので近隣のお店で働きたいという希望があるとき、就職を有利にできないかと狙うのが調剤薬局事務や登録販売者。
・病院ならつぶれるリスクも小さくて安定しているし、事務なら命にかかわることもなく誰にもできそう。
・体や心の負担を小さくしたいので事務でコツコツやる仕事が希望、できれば安定したいという希望があるときには、医療事務、簿記3級、MOSなどが選ばれます。
・家庭内の問題を解決したいときや、自分を見つめなおす機会があったとき、そうした出来事をきっかけに支援事業所で働く、地域での活動に参加するという前向きな気持ちが後押しとなって選ばれるのが、食生活アドバイザー、子ども発達障がい支援アドバイザー、心理カウンセリングなど。
・専門家になって自分の価値を高めたい、今のポジションからステップアップしたいときには、国家資格や公的な資格が選ばれています。ファイナンシャル・プランナー(FP)【国】や宅地建物取引士(宅建士)【国】です。
動機に共感できる部分があるなら、まずその資格の詳細を確かめるのが良い方法です。詳しく知ることで「取りたい気持ちが高まる」または「ちょっと自分の狙いとは違うかな」など、具体的に実感することができます。
あわてて人気資格に走って失敗する必要はありません。資料を取り寄せて吟味してみてからでも十分ですし、気持ちがハッキリしてからの方が実際の学びにも力が入ります。
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ユーキャンで実際に役に立った資格の特徴
ユーキャンで実際に役に立ったという資格の特徴としては、次のことがあげられます。
・国家資格、公的資格が多い。(7/10が該当)
・職種が具体的。(不動産業、介護職員、保育士)
・独立も視野。(社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナー)
いちばん特徴的なことは、国家資格、公的な資格が多くなっていることです。人気資格では3資格でしたが、役立った資格では7資格と倍増しています。
これは、国家資格や公的資格が実際の就職に有利であることを表しています。
同時に、こうした資格は「働く内容=職種が具体的」である点も見逃せない特徴です。保育士は保育園で子供をあずかる、介護関連は施設で介護やその管理を担う仕事です。就きたい仕事の具体的なイメージがあるひとがチャレンジしています。
また、宅地建物取引士は不動産販売業に携わるなら必須の資格です。社会保険労務士は、社内の労務関係の仕事でも活かせますが独立したいひとが多く狙う資格でもあります。働き方の柔軟性が求められる現在、労務管理の徹底は必須課題です。
あわてずに、一通りの資料を取り寄せて未来像を描いてみるのはおすすめです。自分の将来を考えるのは今がその時です。何かをしようとしているその時が最適です。
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人気の資格と役に立った資格の差とは?

ここで誰しもが おやっ? と思うでしょう。人気の資格と役立った資格とに差があるからです。
ユーキャンで人気の資格のうち、役立った資格にランクインされているのは宅地建物取引士、簿記、そしてMOSのわずか3資格です。これはどういうわけでしょうか。

人気があっても、実際には約に立たないっていうこと?それじゃあ取る意味がないのでは?
その理由はいくつかありますが、個人の事情や状況に大きく左右されるので断定はできません。
競争が激しい仕事は就業率も下がる
知人の例ですが、
ダンナの浮気が原因で離婚。とりあえずお店でバイトしながら真っ先に考えて飛びついたのが「医療事務」。どの通信教育会社でも人気となっていてとても魅力的に思えたから。でも、実際にはなかなか就職できず、声がかかってもかなり遠方だったりして条件も合わない。そしてそのままバイトを継続中。

子育ても終わり、自分の楽しみに使いたい、家計の足しにしたいと思って再就職先を探し始めた。特技があるわけでもないので、条件はともかくやはり無難に事務で働きたい。でも、長く専業主婦だったので履歴書に書けることもない。そこでとりあえず簿記をとって履歴書に書こう!ところが、簿記3級では評価をしてくれるところもなく(高校で簿記を学んできた若者にも完全に負ける)、「なんでもやってくれる条件の一応事務」というような話しばかり。

そもそも論ですが、こうした考えは誰しもがすぐに浮かべること。つまり、みんながそういう思いで特定の資格に殺到しているのです。
しかし、当然ですが全員を満たすほどの雇用先があるとは限りません。ましてや、みんなが希望するような条件なら「誰も辞めない、席が空かない」ということです。
しかも、病院となると普通の企業よりも圧倒的に数が少ない。ドラッグストアも通える範囲となると限られてくる。
こんな背景があるため、実際に役立った資格との差が大きくなります。

どうしてもやりたい仕事があるなら、上位の資格を狙うことがおすすめ。
取りやすい資格は決定打になりにくい
人気資格と役立った資格では、国家資格や公的資格の多さに差がありました。それは「なければ仕事ができない資格なのかどうか」の差でもあります。
人気がある医療事務、調剤薬局事務、簿記やMOSなどは「その資格が仕事に不可欠なものではない」資格です。現時点での自分の得意を表すものです。
一方で、ファイナンシャル・プランナーや宅地建物取引士は必須の資格です。その仕事をするためにはどうしても必要なもの。持たずに仕事をすると法令に触れることにもなります。
さらに、資格の取りやすさにも差があります。必須資格ではないものは合格率も高く、通信教育で十分に取れるものが多い。一方で必須資格には、保育士のように実務試験があったりと試験内容が難しいものも多くあります。
この差が資格の価値の差を生んでいます。

安定や将来を考えるなら、必須資格を狙うことがおすすめ。
もし、資格の勉強を始める際に、「具体的に就きたい仕事がある、やってみたいと思う職種がある」というときには、実現に必要な資格をより深く調べてみることをおすすめします。
例えば、人手が全く足りていない状態が続いているために求人が多い介護系の職場でしっかりと安定して働きたいという希望があるなら、手順を踏んでみることも大事です。
・まず、不可欠でも比較的に簡単に取れる介護系資格を検討。
・実際に就業して続けたい場合に、より上位のケアマネージャーや介護福祉士を狙っていく。
こうした長期のビジョンをあらかじめ描いてみることをおすすめします。
社会に出てどれだけがんばっても100%報われるとは限りません。その点、同じ職種でステップアップしていける資格の体系があるなら、給与や労働面でも改善させていく見込みが立ちます。

いかがでしたか?単に人気があるからというだけで飛びつくよりも、学びたいという気持ちをきっかけにしてより良い未来の設計図を描いてみるのもとても大事、おすすめです。
そのうえで、自分の希望を叶えるために最適な資格を目指していくならより良い結果が得られるはずです!
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