30代で人生やり直したいので資格を取りたい女性たちへ!
ちょっと厳しめの読み物です(≧▽≦)
30代はやり直しができる年代ではなくなりつつある!
衝撃的ですが、「上場企業では希望退職の対象が30代まで下がっている」事実があります。
つまり、企業や社会は30代をひとつの能力の見極め時期として明確に設定しつつあるということです。
30代はまだ若いと思っていたあなた、ショックは隠せませんよね。
AIやDXで日進月歩の現代では、あらゆるものの見方や考え方が急激に変化しています。
これまでの通念や固定概念はいっきに崩れています。
気がつかないうちに足元が崖っぷちになっているのです。
30代から将来を見据えたやり直しを目論むとして、その戦略は盤石?
事実、実態を直視してこれからの人生ビジョンを創り上げることが大切です。
そんなあなたが今考えていることが「資格を取って自分の価値を上げる」ことだとしたら、狙っている資格は何?
- その資格で、どんな未来、ビジョンを描くことができる?
- その資格は、激変する社会でも長期間一定のポジションを与えてくれる?
慌てずに十分に熟考しましょう。
しつこいようですが、注意ポイントを整理します。
どうでしょうか?
面倒ですが、最低限これだけは自問自答して確認しておきたいものです。
今の時代では現状認識を厳しく意識することが前提
「でも、人材不足って言われて、時給を上げるとか言われているし、まだ慌てる状況だとは思えないけれど」
そんなふうに考えてしまうあなたは現実が正しく見えていません。
人材不足なのは「高い能力が求められる仕事か、嫌な仕事かのどちらか」
例えば、先端テクノロジーの技術者などは圧倒的に不足しており、コンピュータ系技術者としてインドの大卒が新卒で多く採用されていることは広く知られていますよね。
こうしたテクノロジー分野での能力は今もっとも求められている人材の筆頭。
一方で、高齢化社会がますます深刻になるとともに、若い世代が減少していることから、介護などの職種では慢性的な人手不足です。
介護にはある程度の力仕事も含まれるため、体力に劣る年代では担えない作業もあります。
しかし、こうした仕事は「キツイ、汚い」ということで人が集まりませんし、離職も多いのが実情です。
もう少し広げてみても、保育士などもそうです。
保育士が預かったお子さんを虐待していたというニュースも珍しくありません。
こうした「手がかかるキツイ仕事はみな、仕方なくいやいややっているから」です。
かつては、保育士もある程度のステータスがあり、女性が担う仕事として一定の信頼があったものです。
子供を産み育てながらそのノウハウを仕事に活かせるため、女性にはとてもやりがいのある、かつ、世間体も良いお仕事だったのです。
男女差別思考の持ち主の男性も、こうした女性には一歩下がってしまうものでした。
男も女から生まれている、だから母親には勝てない。
(事件の被告となった有名な人が「母だけは勘弁してくれ巻きこまないでくれ」といって泣いて堪忍してしまったのも記憶にあります。)
しかし、男女の役割が変化したこと、さらには労働をせずに楽に稼ぐが流行りの「タイパ、コスパ最優先」の現代では、こうした地道な仕事は不人気。
ほかにないからやっている人も大勢いるのです。
だから品質が上がらず、給与も上がらず、結果として人材不足なのです。
一般事務なんてもういらない仕事の筆頭格
今もって
「一般事務で仕事さがしを・・・」
という希望が多いのが30代女性の頭の中です。
大丈夫ですか?
仕事のDX化が叫ばれて久しいですが、これまでは「昭和世代のとりまとめだけが上手いのでのし上がったダメ経営者」が何もせずにきましたが、さすがにそうはいかなくなっている」のです。
データ入力なんてもはやお役所にしか存在しない!
女性が多くイメージする仕事のひとつに「データ入力」があります。
ですが、そんな仕事「もはや死に絶えていく」仕事です。
もともとデータは各部門に存在します。
設計、起案、契約、売買、購入、いろいろなデータは既に担当部門にあるのです。
ただ、それが経営資源として有機的に有効につながっていないだけです。
これをDXで解決すれば、改めてデータを入力する必要はなくなります。
わたしの務めていた企業では、
海外上場していたので「ハンコは無し、一定職以上はサインを登録、起案から決裁までは全てデジタル処理で、クリックすると登録サインが押印され、日時秒場所まで明記」される。
こういう仕組みです。
もちろん、「指摘や訂正もデジタルで、指摘箇所も資料に付記訂正」します。
あとから訂正したものを再回覧して追認を得ます。
日常作業から福利厚生申請などの一切がデジタル。
データ入力するのは申請者だけ。
霞が関やお役所が世間から失笑を買う失敗をしてしまうのはのはこの点が「昭和のまま」だからです。
せっかく国民、市民が提出した入力したデータを紙や別のデータにして、それを別の専門部署やお役所が再度手入力している、、、そして入力誤りが起きる。
お役所はさておき、こんなバカげたことをしている企業はさすがにもうなくなってきています。
あっても、早晩立ちいかなくなるか、取引先からの要望など外圧で改善せざるを得なくなるでしょう。
「デスクでパパっと入力業務をするOL」なんて1980年代のオフィス風景です。
30代にさしかかったところならこの話も理解していただけそうですが、心配なことに、ギリギリ30代女性の頭の中は多くが1980年代のままなのです。
でも実際にはまだまだ事務はある?!
でも、特殊なお仕事もあるでしょう!例えば医療事務とか!
難しい点数計算もあるし!
そう考えるあなたは手遅れでは?と心配です。
医師会など組織力もありますますから、おいそれとは変化しないでしょう。
ですが、全ての病院に難しい計算があるでしょうか?
急患対応、感染症から難しく大掛かりな手術まで全てを行う総合病院ならば、質も量もかなりのものがあるでしょう。
しかし、人口は予想を超えて急減しています。
その多くが高齢者です。
これまで長生きしてきて病院通いしていた高齢者自体が急激に減少しています。
今騒がれている少子高齢化とは全年齢における高齢者の比率が増えることであって、高齢者人口が増えることではありません。
つまり、病院へかかる人数自体も大きく減少していく時代にすでに突入しているのです。
現実問題として、すでに地方では医療過疎が起きています。
病院がなくなっているからです。
病院へ行けない人が出始めているのです。
そうなれば、残った数少ない病院は必然的に経営上の理由から合理化が推し進められ、自動化されるのはもはや時間の問題です。
あなたはこの現実が正しく見えていますか?
やり直す前に、何をどうしていけば良いかを熟考していますか?
ひょっとしたら、最後の分岐路を危険な方向に進んでいるかも知れませんよ!
厳しすぎる現実
気がそがれそうな話がどんどん続くのには理由があります。
現実はどんどん厳しくなっているからです。
格差が広がっている社会といわれていますが、どういうことでしょうか?
今の日本は、ライバル会社や国家間比較で生産性が低下しており、DXなど新たな効率化手段の導入が急務となっている変化の時代です。
例えば、30代女性の母親世代の女性が思い描きがちな事務という仕事はもはや雑用兼務が常識。
何でもやります業務を兼ねさせてパート以外では雇わない。
誰にでもできる仕事に価値は無い。
先に記したとおり、誰もがすぐに思いつくデスクワークのデータ入力は既に価値が無い仕事です。
仮に雇用されたとしても、「いつ辞めさせられるか、違った仕事を提案されるか」わかりません。
それでも机に座ることにしがみついていたいので医療事務など特化した技能事務が人気です。
だからますます狭き門です。
簡単に解雇できない公立病院以外は、既存の事務仕事も大きく効率化されていくことは間違いないのです。
デスクで漫然とこなしていた仕事のほとんどが消失していく時代のまっただ中だという認識が大事です。
同世代格差拡大
一方で、タワマンは相変わらず人気ですが、2LDKで40万円もする家賃を払える、1億円を超える物件のローンを組めるファミリー層とはどんな感じでしょうか?
いろいろ引かれるとおおむね支給額の七掛けとして、手取りで1,000万円となるには1,400~1,500万の世帯年収が必要です。
「夫35歳上場企業係長以上で年収は800万。
妻も大学の同級生でベンチャーまたは上場企業の総合職で年収は600万」。
これだと合わせて年収1,400万、いわゆるパワーカップルとなり住人候補ラインになります。
大手なら住宅補助も高額充実していますしいけそうでしょうか?
でも、実際のところこうしたカップルはどれくらいいるのでしょうか。
入社時の学歴フィルターをベースすると、多くても一割程度でしょうか。
この格差は「昭和世代の保身主義の経営者」によって大きく変化に遅れをとったからです。
今それを解消するように社会的にも圧力がかかってきており、変革期に突入しています。
これから大きな変化や試行錯誤が続くでしょう。
求められるものが変わり続ける。
探りつつ確定していくような時代です。
それなのに、オフィスで(在宅部屋で)データ入力のデスクワークなんて考えていませんか?
従来の価値観や人生観、仕事観で、勝ち組のコマになりそうな単純な仕事観、選択を考えていませんか?
資格取得は確かに人気
じゃあこれから一般的に言われる定年年齢までの人生を歩むためのコース設定はどうする?
変動激動時代の対応対策に人気なのが「資格取得」。
資格を取って自分の価値を上げる作戦です。
資格学習の大手ユーキャンでは、30代女性の人気資格は次のようになっています。
この中で何か興味をひくものはありますか?
子育て関連の悩み解決・知識取得が人気
傾向として、アドバイザー資格が人気ありますが、その背景には、自分自身の子育て問題の解決や知識を得るための学びがあります。
アドバイザー、カウンセリングと名がつくのと、とても有力な資格のように見えますが、どれも民間資格であり国家資格など公に認定されたものではありません。
ひらたくいうと簡単に取得できる資格です。
そうした資格が就職に有利になることは期待薄です。
ほとんどが、その資格を認定する団体などに閉じた資格だからです。
関連しそうな求人を覗いてみても、そうした資格を持っていることが条件にはなっていません。
資格を指定した求人もほとんどありません。
より高度な内容の仕事で求められている資格のほとんどが国家資格など難しい資格ばかりです
一般にどこでも通用するととらえるのは難しいのが実態です。
もちろん、取得すれば認定団体の施設などでは何か有利なことがあるかもしれません。
また、スキマバイトなど特化した働き方なら、一定の安心感、信頼感を得ることは可能かもしれません。
有力な資格
それでも、この中には有力な資格もいくつかあります。
登録販売者、簿記、MOS、ファイナンシャルプランナーです。
MOSを覗いては取得に勉強時間と努力が必要な資格です。
登録販売者はドラッグストアに不可欠な資格
お薬を扱うストアでは必ず薬剤師や登録販売者を店頭に配置しなければなりません。
法律で決まっているお薬は薬剤師しか販売できません。
それ以外の一般市販薬も、販売から店頭への配置まで登録販売者が行うことになっています。
お薬は「副作用」など人体に危険があることが想定されているものです。
定まった知識を持つ人だけが扱うことができるようになっているのです。
薬剤師になるには「薬学部を出て試験に合格することが必要」ですから、とてもハードルが高い資格です。
薬学部へいくなら高校で数学や化学もⅢまで学ばねばなりません。
なかなか、、、ですよね。
一方、登録販売者は、法で決まっている市販薬を扱うことができる資格なので、大学で専門を修めなくても試験を受けられます。
そのうえ、お薬を扱うお店なら一般の事務や作業者よりも高額の賃金で働くことができます。
簿記
会社には必ずお金を管理する会計作業があり、これを担当しているのが経理などのセクションです。
会計処理は法律に定めに従って行わねななりません。
誤れば税務署などから指摘を受ける、重大なら脱税など法律違反で刑事告訴される、莫大な追加徴収を受けるなど重大な事態になります。
経理はそうした会社のお金を管理する重要な仕事です。
当然ですが、法令で定まった仕組みがあります。
その仕組みにしたがって作業ができることを保証しているのが「簿記資格」です。
会社には必ず経理事務が発生するため、誰かがしなければならない仕事です。
モノを買う、売る、在庫として置く、あらゆることを決まったとおりきちんとする必要があります。
知識がなければできない仕事です。
商業科で必ず簿記を学ぶのは、ビジネスで必須の業務、知識だからです。
就職の際にも、「経理部門を希望する」なら必須資格といえるでしょう。
簿記資格もなく経理を希望するという人は珍しいことです。
データ入力など「一時的な募集」がほとんどの消滅していく作業を頼っていては、いつまでたっても安定した仕事には就けません。
そこで、「今後も残っていきそうな領域で資格を取ることが必要」になっています。
確かに経理事務もDX化されて作業そのものは消滅しつつあります。
だからこそ、決算時など経理本来の業務に不可欠な能力=高度な経理事務知識=決算までができるレベルのスキルが必要になるのです。
ここから求めると、「最低でも簿記2級」はとっておきたいところです。
簿記2級はそれなりに難しいため、そもそも受験者数が少なく、合格率も3級とは比べるとかなり低くなります。
工業簿記など実際に経験したことがなくイメージとして作業が浮かばない分野も学ばねばならないことが原因です。
それだけに、合格すればそれなりに評価が期待できます。
どうせやるならそこまで狙いたいものです。
ファイナンシャルプランナー
この資格の有効性は高低差が大きいのもポイントです。
そもそも、資格を取るのが「銀行など金融機関で金融商品を扱うような人」が多い。
自社の金融商品を提案するために「知識と資格が必要な社員たち」が受験しているわけです。
その後、理由があって退職したり独立したときも「一応つぶしの効く資格」だろうという思惑で大勢が受験し取得しています。
今ではYouTube上で金融商品関連の知識を発信する人も増えていて、かなり知られてきた資格になっていますよね。
また、話題の103万円の壁でもファイナンシャルプランナーがコメンテーターとして出演するなど、活躍の場も広がっています。(それは、本人の行動力の結果。)
ただ、だからといって「万能」ではありません。
そもそも、金融知識は何のために必要?
あなたが株式投資やNISAなどの知識が欲しいなら別として、この資格で何をするのかと考えると難しい面も浮かんできます。
- 金融商品を扱う企業への就活
- 街の相談窓口(保険の窓口など)への就活
- 金融業務関連のオフィステレマ業務への就活
こうしたことがまず浮かびます。
それ以外となると「独立して提案、コンサル」をすることが思い浮かびますが、簡単ではありません。
コンサルするならFP1級など「最高レベル」を取ることが必須になります。
自社や周りに2級レベルがいるならそれ以上でなければ必要ないわけです。
また、独立となるとこの世は「コネや知人友人の紹介などが最有力」の世界。
自分自身の今ある人的財産資産が問われることになります。
一からなら「総当たり開拓訪問営業」が必要になります。
それが難しいので「ブログやYouTubeで情報発信」して知名度を上げる行動に出ているわけです。
有力有望と言われる資格であっても、取ればなんとかなるというのはちょっと早計な考え方だというのも現実です。
MOS
MOSはマイクロソフト社のオフィスツールであるエクセルやワードの技能を保証する資格で、ソフト提供元のマイクロソフト社が認定しています。
再就職や事務職希望の女性に特に人気がある資格です。
ただ、オフィスツールのスキルは正社員クラスならほとんど誰にでもあるため、特殊な技能とまでは認められていません。
それでも、データを扱ったりする仕事では「一定の信頼性がある人材」という評価は得られます。
ただし、(恐らくですが)求められるのはテキパキと迅速に言われたことが処理できるという能力です。
しかも即戦力を求められるので「教えなくてもできるんだろうな」という扱いを受けることはほぼ間違いありません。
MOSをとっても、実務経験がない乏しいときはこのあたりを心しておくべきです。
資格だけでリメイクできるという考えはかなり危険
人気資格でもとっただけで世界が変わるとは言い難い現実があります。
では、どうすればいい?
結論は、「難しい、手に届きにくいとされるスキル(資格)を身に着つける」ことです。
やり直しをしたい、しようというならそこまで大きな展望を抱いてみるべきです。
日本は給与が安い、法令上働きにくいとかいろいろ言われていますが、それでも世界的に見れば上位の生産力や経済力を持っていますし、社会自体がまだまだ安全で健全です。
また、起業のしやすさでも高評価を受けています。
見てくださいよ、あっというまに「中国料理店や韓国料理店がどんどん増えている」、商店街なんかは日本語が聞こえてこないところも。
それだけいろいろな人が起業している証拠です。
住まいしている日本人にできないはずはありませんよね。
どこが違うのかといえば、「やる気と決意」じゃないでしょうか?
外国人が日本で母国料理をすれば珍しがられるという優位点がありますが、日本人だって故郷の料理を持っているはずです。
そんな日本で、あくまで「誰かに使われて生きる」ことだけを考えていませんか?
有利に使われたい、だから資格を取りたいと思っていませんか?
資格のもう一つの側面がここにあります。
「資格の価値は、使う側が決める」ということです。
どんな資格がどう有利なのか、自分に「最適な働き方や利益をもたらしてくれるのか」は、しっかりと確認しておく必要があります。
人生を変えるなら、まず人生を設計することがおススメ
実は自分というものは多くの要素から成り立っていて、自分自身でも深く広く把握できていないものです。
また、目の前にある事柄にとらわれることが多いので、本当は「何がしたいのか、何に向いているのか、好きなのか」もあいまいです。
そんな状態のまま人生をやり直そうと思っても「行く先がきまっていない、航路が不明の船」で船出することになります。
自分に向いているのは何か
自分を把握するには、「科学的に根拠を持つ心理テストを受ける、コンサルティングを受ける」などの解決策もあります。
これらは敷居が高くてなかなか入れませんよね!
でも、簡単な方法があります。
わたしもやってみて推奨できる方法です。
ユーキャンには「どんな学びが向いているかを知るための仕組み」があります。
ユーキャンのサイトでやってみるだけです。
もちろん無料です。
これによって、自分が向いている資格を知ることができます。
向き不向きは、自分の判断だけが正しいとは限りません。
会社員としての評価はほぼ100%他者評価です。
自分は上司にアピールするだけ、
判断は上司がしますよね。
面談で思わぬ指摘を受けたりしますよね。
いつも鏡を見ているように自分を見ているわけではありませんから、他者からの視点は重要であり、思わぬ気づきを生むことが多いものです。
どこまで行きたいか
また、もう一つ重要ことは「自分が求める到達点はどこか」ということです。
- プロになる、オリンピックに出る
- 起業して社長になる
- 上級管理職になる
- 士業として独立する
なるべく遠い到達点を思い描いてみることをおすすめします。
正直に自分に問うことで、「本当は自分はどう在りたいのか、どんなふうに成りたいのか」をハッキリさせます。
これがないと「例え資格を取ろうとしても的確な資格の見当もつかない」からです。
あやふやなまま取り組むと、途中で疑問がわいてきたりして挫折します。
たとえば、医者に成りたいと思ったとします。
それ以降は、最高レベルの小中高に通い、最難関である医学部受験をしなければなりません。
かなりの難行です。
それでも挑むのは「成ろうと思う」からです。
「~したい」は誰でも思うことですが、「~成ろう」と決心することはなかなできないことです。
多くの人が夢を実現できないのはこの違いを見過ごしているからです。
夢を捨てて決意を持つこと。
それがやり直しの原点、スタートラインです。
そのために、「人気や風評に左右されず自分が思うところの何か」を見極めましょう。
【解決策】ライフプランをつくりましょう!
最後に「絶対」おすすめするのが、ライフプランの作成です。
ライフプランとは、「人生の時間全ての設計図」です。
今からのち世を去るその日までのプランニングです。
今自分が30歳として、そこから何歳のときにどうありたいのかを詳細に計画します。
展望を全て書き出します。
実現可能か不可能かは考えず、理想に近いものを書き出します。
そのあとで、実際に実現したいものを吟味して、譲れない人生計画に仕上げます。
出来上がった計画では「あなたは何をしていますか?」。
それが人生やり直しに必要な資格を決めるベースになります。
何も成りたい自分が決まらないのに資格を目指す、探すことには無理があります。
ネットでも、金融庁をはじめ多くの企業がライフプラン作成支援サイトを立ち上げています。
使ってみるのもおススメです。
注意点は、これらのサイトは「主にお金に絞った作り」になっていることです。
経費面での人生設計主体です。
いかにも偏差値教育的発想ですよね!
しかし、人生には願望、展望が不可欠です。
それが無ければただ毎月の収入をもとにした「収支計画」が出来上がるだけです。
お金の収支は確かにステップアップの大きな動機になりますが、人はそれだけではありません。
社会貢献したい、認められたい、自分の道を見つけて極めたい、、、いろいろな願望があり、それだからこそ意欲を持って生きられるのです。
ここを間違えると「ブラック起業で耐えるサラリーマン人生と変わらない計画」になってしまいますから要注意です。
「自分の願望や展望を主体としたライフプランをつくる」ことこそがいちばん大事なことなんです!
そこから将来の自分を発見して、目指す資格を決めていくことを強くおすすめします。
この記事の著者
名前 / ゆうこ(優子)
担当 / 何でも
元コスメ系企業社員。多嘉子の友人。
何でもやる系ライター界隈で自己最適人生をおくっている。